T.Hさんへインタビュー

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25分以内。その一秒に、私の経験と誇りが詰まっている。

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異業種からの新たな挑戦

かつてガソリンスタンドで車を誘導し、10年もの間、お客様との触れ合いを大切にしてきた日々。セルフ化の波が押し寄せた時、旧知の友人が差し伸べてくれた手が、この警備の世界への扉を開きました。当初は「自分に何ができるだろうか」という不安がよぎりましたが、実際に足を踏み入れると、普段は穏やかな時間が流れることを知りました。24時間勤務という新たな働き方にも、最初は戸惑いがありましたが、今ではもう慣れ親しんだ日常です。特に、機械警備の機動部門に配属されてからは、毎日が新たな発見の連続です。警報の性質もビルによって千差万別。まるで謎解きのように現場へ駆けつけ、原因を突き止める瞬間に、大きなやりがいを感じています。予測不能な事態への対応こそが、この仕事の醍醐味だと感じています。
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私の判断が、安全な日常を創る

機動部門として現場へ急行する際、最も意識するのは「25分以内」という時間厳守の使命です。道路状況を瞬時に判断し、最適なルートを選ぶ。この時間との戦いは常に緊張感を伴いますが、無事に現場に到着し、的確な対処ができた時の達成感は格別です。特に印象的なのは春先に多い新入社員によるセキュリティシステムの誤操作や、月曜日の朝に発生しやすい設定ミスによる警報対応です。一見すると些細なことかもしれませんが、それらを解決することで、お客様の日常の安全が守られていると実感できます。長年の経験で培った知識と判断力が試されるこの仕事に、私は誇りを持っています。これからも変化を恐れず、常に最善を尽くし、お客様の安心・安全のために走り続けます。日々の積み重ねが、やがて大きな信頼へと繋がっていくことを信じています。